発生後の混乱
新型インフルエンザが発生すると、どうなるのでしょう?
新型インフルエンザが発生した場合、日本国民の4人に1人が感染する、と言われています。
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多くの人の感染により、社会生活が混乱し、麻痺するとも言われています。
会社では、最大40%の人が欠勤する可能性があると想定されています。
学校では、長期間の臨時休校となるでしょう。
また、各会社において欠勤者が相次ぐことから、社会生活に混乱をきたすでしょう。
物流が滞り、食料や生活必需品が不足する事態に陥ります。
最悪の場合は、ライフライン(電気、ガス、水道等)にも影響を与えるかもしれません。
医療関係においても、欠勤者が出る可能性があります。
その中で、新型インフルエンザにかかってしまった人々が医療機関に殺到し、医療機関が円滑に行き渡らなくなるでしょう。
新型インフルエンザにかかってしまった人が外出することで、さらなる被害の拡大がみられるでしょう。
もしも家族が新型インフルエンザにかかってしまったとしたら、あなたはどうしますか?
新型インフルエンザの感染力というのは大きなものであるので、他の家族が感染しないためにも細心の注意を払うことが必要となってきます。
まずは患者だけでなく、家族全員がマスクを着用してください。
ゴーグルもあるのならば、それも着けたほうが好ましいでしょう。
使い捨て用の手袋を使用してもよいでしょう。
直接患者と接するのを極力避けてください。
一室を患者の部屋として、ドアを閉めて、その部屋の換気はこまめに行ってください。
室内の温度は、20度前後でしょう。
湿度も保てるように、加湿器もつけましょう。
患者の排泄物は、ビニール手袋等をつけて、手に触れないように処理します。
ティッシュ等も、ビニール袋に入れて密封して捨ててください。
熱がひどい時は、氷枕や解熱用の貼付シート、保冷枕などを使用して、頭と脇の下を冷やします。
脱水症状を起こさないように、スポーツドリンクなどの水分を補給しましょう。
消化のよい食事やビタミンを補給します。
気をつけてほしいのは、解熱剤の使用です。
小児に対するものは特に気をつけてください。
アスピリン等を使用した場合、インフルエンザ脳症を引き起こす可能性があります。
サリチル酸系の薬は、インフルエンザの場合、15歳以下の子供は原則飲んではいけないとなっています。
サリチル酸系とは、アスピリンやサリチルアミドです。
これらを15歳未満の子供に使用すると、インフルエンザ脳症を引き起こす危険性があると言われています。
アスピリンはバッファリン等、サリチルアミドはPL顆粒、PA錠等です。
同様に、解熱剤に含まれる他の成分(ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸)も脳症の状態を悪化させるものがあると言われています。
ジクロフェナクナトリウムは、ボルタレン等、メフェナム酸はポンタール等に使われております。
最も問題がないと言われるものは、アセトアミノフェンです。
パブロンS、新ルルA錠、ベンザエース等幅広い薬で使われております。
粉薬ではカロナール、坐薬ではアンビバ等もあります。
インフルエンザ脳症については、感染症情報センターで詳しく知ることができます。
抗生物質は、細菌に効果のある薬で、インフルエンザウイルスには効きません。
かぜ薬も、通常の症状である熱、咳、鼻水などの症状を抑える薬で、インフルエンザに効く薬ではありません。
新型インフルエンザのパンデミックが起こった場合、ワクチンやタミフル、リレンザ等の不足により、一般人は慌ててしまうかもしれません。
そのような時であっても、小児等に解熱剤を飲ませることについては、厳重な注意を払う必要があります。
それが新型インフルエンザかどうか判断に迷う場合であっても、素人の勝手な判断で薬を飲ませるのは大変危険です。
必ず医者の判断を仰ぐようにしてください。
下痢をしている家族とは、お風呂の湯を別にしてください。
患者が入った後は、丁寧に洗い、タオル等も必ず別で使用しましょう。
患者は、湯船に入る前に必ずシャワー等で身体中綺麗に洗ってから、中に入るようにしましょう。
治りかけた頃にも注意が必要です。
治ったと思っても数日はウィルスが身体の中に潜んでいます。
家族にうつさないためにも、最新の注意を払って、ウィルスをまき散らさないようにしましょう。
新型インフルエンザが流行している時、不要不急の外出をしないということを念頭に置きましょう。
そのために、最低2週間分程度の食料品や、生活必需品等を個人個人が備えておく必要があります。
また、国、県、市からの正確な情報を得るようにつとめましょう。
パニックに陥らないように、冷静に対応しましょう。
そのために、新型インフルエンザが発生する以前から、徐々に準備を進めておきましょう。
事前の準備や知識が、発生してからパニックを起こさないために必要なものです。
できることから準備しておきましょう。
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